明けて4日(日)、多くの受講者を集めての講演会でした。
福西先生からは、現在の歯内治療のトピックスの一つであるMTAについてだけではなく、歯内治療に対する基本的な考えや心構えをご教示頂きました。
当院では以前から、感染防止のためのラバーダムを装着したうえで、マイクロスコープを用いた精密根管治療を行なっていますが、今回の講演会に参加した多くの先生がラバーダムを使用することと思います。
午後ご講演の南先生は、複雑な補綴治療のキーポイントをご教示下さいました。
現在はできるだけ歯を削らないMIという治療概念が確立されています。特にヨーロッパを中心に、MIコンセプトの全顎的審美治療を行なった論文が多数でてきていますが、それらの概念を踏まえた最先端のケースをお話してももらうことができました。
当院でも現在はそれらの論文を踏まえた治療を行なっていますので、ドンピシャの内容でした。
受講者の皆様からも多くの反響を頂き、コーディネーターとしても良い講演会だったと思います。