皆様、ご無沙汰しておりました。
久しぶりのブログの更新です。
なにせ、根がアナログなので、いわゆるSNSというものは苦手です。
ただ、現在のネット社会というものには私も多大な恩恵を受けており、
盛岡にいながらも様々な論文や治療技術のhow to、その他諸々をできるだけタイムラグなく
手に入れることができます。
すなわち、地方だからといって医療の質に差が出る、いわゆる「医療の地域格差」
というものが多少なりとも解消されてきているという事です。
そうは言いましても、現実的には岩手から首都圏へ治療を受けに行かれる方がいらっしゃるというのも
また事実だと思います。
特に医科の分野において医療設備の問題や難症例となると、地方での対応が難しい場合もあると思います。
事実、歯科の分野を見ても、当院には首都圏の先生から、患者様のご紹介を頂く場合があります。
転勤で盛岡に引越しをされてくる方のご紹介もあるのですが、
「盛岡から通院してくれている患者様がいて、治療期間中になにかあった場合、
急に東京に来れない時もあるからコバヤシデンタルで対応して欲しい」というケースもあります。
これは先方の先生が当院を信頼してくれているからこその依頼なので大変光栄なことですが、
盛岡にいながらにして首都圏に治療に通われる患者様がいるということにジレンマを感じることもありました。
そのような事もあり、「地方である盛岡で首都圏に負けない良質な医療を提供する」ということを日々考えて診療しております。
ここ数年は当院にも岩手県の県北、県南、沿岸部を問わず岩手全域あるいは県外から、2~3時間掛けて
わざわざ通院してくれる患者様が増えてきており、地域医療における責務を果たしている感覚も感じております。
今回、このような機会を頂きました。
現在、私が国内で最も芸術性が高いと感じている専門誌での Step Aheadとして特集を組んでいただくことになりました。
これを機に更に歯科医療に精進してまいりたいと思います。